柚子(ゆず)の雑学






 山また山の柚の村

土佐の高知の物部村。山また山の小さな村は 秋ともなれば柚の香りにつつまれます。
柚子を手に取ると人は誰しも香りを確かめずにはいられませんね。
この香りに包まれて11月は忙しい収穫時期となります。
本人には気づかないのですが 収穫後は香りが体に染み付いているらしく  ”うわー、柚子の香り” と皆さんに喜んでもらっています。

ところで、ちょっと昔のことですが、当農園に 柚の取材で”はなまるマーケット”の安住アナがおいでていました。
とっても、素敵な方でしたよ。


 青ゆずと黄ゆず

柚子は時期によって2種類あります。

青ゆず(緑色のゆず)は8月〜10月。黄ゆずは10月〜12月頃に出回っています。
1月以降のゆずは貯蔵ゆずが出荷されています。

青ゆずは、そのまますりおろして、そうめん、冷や奴等の薬味として使われます。
又、青ゆずと青とうがらしをすりおろしたものは 
「ゆずこしょう」 として幅広くお料理に使われています。
口の中にぱーっと広がるゆずの風味と唐辛子のツーンする辛さが絶妙です。

おみそ汁に、うどんの汁 にいれますと そのおいしさにきっと驚かれると思いますよ。


 ゆずと言えば”ゆず酢”

柚子と言えば ”柚子酢” 、料理の味をもりたててくれます。
物部村では穀物酢を ”真酢” 、ゆず酢を ”ゆの酢”と呼んで使い分け、田舎寿司はこの ”ゆの酢” を使います。口慣れない最初は少々もの足りないかもしれませんが そのうちやみつきになること請け合いです。


 ゆずと言えば ”ゆず風呂”


冬至に ゆず風呂”とよくいわれますが、冬至にゆず湯に入るのは「冬至」と「湯治(とうじ)」、「柚(ゆず)」と「融通が利きますように」をかけているんだそうですよ。
本格的な冬を迎える前に、ゆず湯で温まり寒さをのりきろうと言う先人の知恵です。

柑橘の皮をつまんだ時にでる果皮のオイル、この精油成分が血行をよくして体を芯から温めてくれます。

冬至には我が家では、大胆にも丸ごと15.6個ぐらいいれて入ります。
まず子供たちが入ると必ずやるのが  ”ぎゅっ” とにぎる事。香り成分である 精油がでて水面に パーッと広がります。何ともいえない香りが風呂場全体を包みます。

でも それもつかの間、そのうちまだまだ ”ぎゅっ〜” と握って 中の種がでるくらいになり もうほとんどオモチャ状態になりますと・・・・・”イタイ〜。イタイ〜。” ”ピリピリする〜” と言って飛び出してきます。
だから 握りすぎるな といったのに・・・・・

この油膜は混ぜる事。拡散しませんと 肌への刺激になります。お肌の弱い方、ほどほどにね。